札幌市オンブズマンは、人格が高潔な者（札幌市オンブズマン条例の表現）として、（それよりも人格の低い？）
一般市民に対して苦情解決のために意見や忠告をしますが、私は、これは非民主主義的だと思います。
札幌市オンブズマン室は札幌市行政庁の一角であり、そこには部長、課長、係長、非正規の市職員がいます。
それと専門調査員もいます。札幌市オンブズマンの判断が、苦情解決に際して、司法に似た働きをする以上、
市行政庁とはお金的にも人的にも独立していなければ、中立の立場とはなりません。
札幌市オンブズマンは市長が指名した人を、市議会が追って承認しますが、これまで市議会が承認を拒んだという
話しは聞かないし、市行政庁と市議会の馴れ合いによって成り立っています。そして人格高潔な札幌市オンブズ
マンの声が、市民の声よりも市行政庁各部署から尊重されるという仕組み、条例があるので、苦情を機にそこに
市行政庁の思惑が札幌市オンブズマンの判断に入り込む余地があります。
市政の監視も札幌市オンブズマンの職務とされますが、私は市民か、または市民から直接に選ばれた人が市政監視を
することが民主主義の原点であると思います。
市長が指名して、市から報酬を得ている、市の部課長級のいる札幌オンブズマン室の中で、彼らが市政監視など出来る
筈がありません。
札幌市オンブズマンは別に専業を持ち兼業でありながら一人につき報酬月額650,000円と、たいへんな額の税金が必要
ですし、昨今の経済社会事情からみて廃止を含めた再考が必要です。

私は以下のように札幌市オンブズマンの判断に不満を持っています。
■札幌市静療院は私が生活保護を受給していることを理由にして、私に対して長女のカルテ開示を拒ばんだ時、
札幌市オンブズマンは札幌市静療院の判断は正しいとして迎合したので、私に対して長女のカルテは開示されませんでした。
■私は白石区保護課ケースワーカーから精神科への受診をしつこく指導される被害に遭っていた時に、札幌市オンブズ
マンは白石区の判断は正しいとして迎合しただけではなく、自らも私に対して精神科を受診するように強要しました。
■脳脊髄液減少症の診療をしている病院が道内に小樽第二病院しかなかった頃に私は白石区保護課ケースワーカーから
札幌市以外の病院でＲＩ脳槽シンチグラム検査を受けることを禁止されたため、本来であれば検査自体は保険適応なのに、
私は自費で検査を受けなければならなくなったのに、札幌市オンブズマンは、白石区の判断は正しいとして迎合して私の
権利利益をないものとしました。
■私の長女には外出のための自家用車が必要であるにもかかわらずなくてはならないのに白石区保護課から
自家用車の処分を指導された時に札幌市オンブズマンは長女の権利利益を無視して白石区に迎合した判断をしたために、
私は自家用車を処分させられて長女は外出できなくなりました。
その他たくさん札幌市オンブズマンは、長女と私の権利利益を軽んじ踏みにじり札幌市行政庁に迎合した判断を繰り返しました。

令和3年4月24日