静療院から開示した原告のカルテには、札幌報恩学園入所以降のところは日付と医師名しか記載されておらず、明らかに改ざんされている。しかし入所前はきちんと詳細に記載されている。入所後、被告が原告の症状を大げさに医師に伝えていたことが逐一記載されていた筈である。医師は、被告からの伝聞に基づき適正に、あれだけの量の精神薬を処方しただけとも考えられる。しかしどうしても改ざんして消してしまわなければならなかったのは、モルゲロン病埋込原告殺害計画であった。原告をモルゲロン病に罹患させ殺害するまでの段取りが被告とやりとりされていたと考えられる。原告殺害は被告からの要望だったのだろうが、渡部、安田にとってもこの部分は何が何でも消してしまわなければならなかった。被告は当初から一貫して、モルゲロン病など知らないという素振りを続けているが、浜田悟の「知りたいものですねー、あっはっはっはっはっ」、大久保晃子の「モノゲロン？モラゲロン？モルゲラン？」などからうかがわれるように、被告は原告のモルゲロン病罹患を当初から誰よりも早く知っている。原告の身体隅々ににモルゲロン病をじわりじわりと蔓延らせ、じわりじわりと確実に弱らせ、どれだけもがき苦しもうとも、容赦なく殺害してしまうために、私に対して激しく減薬とサプリメント利用を妨害してきたのである。反復行為は原告の特異な精神症状からくる自傷であると決めつけて、原告の素因にその病因のすべてをなすりつけ、長期大量の精神薬処方を可能にした。ああでもないこうでもないと理屈をつけてサプリメント利用を妨害してきた。左腕に根性焼きをし、電気ショックを負わせ、女子であるにもかかわらず10年近くも丸坊主頭に刈り上げた。
これらの蛮行は「未必の故意」と言うよりも、時に単なる「過失」「認識ある過失」を巧妙に装いながら、終始一貫して原告を死に至らしめるという「確定的故意」が存在している。被告のこの「確定的故意」をしっかり認定する必要がある。
被告の残忍性は障害者を家畜のようにみていることからきている。従って被告は良心の呵責を覚えずに、これらの蛮行を遂行することができたのである。